第三回では、ランディングページは『ストーリー性』も重要!というお話をしました。
ランディングページは『ストーリー性』が重要!(3)
第四回 本編では、「ファーストビューの重要性」を紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
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ファーストビュー=第一印象
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ファーストビューとは、アクセスしたユーザーが、スクロールしない画面範囲で、最初に見る部分です。ファーストビューは第一印象ともいえます。その先読むか読まないかの判断がなされる重要な部分と言えます。ポイントとしては、ユーザーが求める全てが「一瞬で」伝えられることが理想です。特に、ファーストビューは、直前の行為からのスムーズな流れや共通する内容が必要です。
例えば、
検索から来たユーザー=検索キーワードが含まれる答えがファーストビューにある。
広告から来たユーザー=広告分や画像の雰囲気とズレが無いファーストビューがある。
など、ズレがあると、唐突感や違和感をおぼえ、すぐにさってしまうでしょう(離脱)。
広告からのアクセスでしたら、その費用は無駄に終わります。それくらいファーストビューは重要です。
つまり、ファーストビューの役割は、直前の状態を自然に引き継ぐようなつながりの演出をして離脱を防ぎ、その先を読もうという気にさせることと言えます。
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ファーストビューの構成
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ユーザーがパッとみて「求めているものがある」「ステキ!」と、良い印象を持ってもらうために、基本的な構成があります。
【メインキャッチコピー】━━━━━━━━
リスティング広告など、検索したユーザーからのアクセスを想定した場合、イメージする検索キーワードが含まれることが理想です。
- 簡潔にシンプルに
- 目立つように
- ターゲットユーザーの言葉で
たとえ、検索キーワードが含まれていても、表現が不適切ではいけません。
すごく切れる包丁を売るとき、「指も切れます!」など書いてはいけません!
【メインビジュアル】━━━━━━━━
検索キーワードやターゲットとするユーザーにふさわしい画像を使いましょう。権威付けといって、より認知されたタレントや著名人、またはデータなど(興行収入10億円突破!)を使うことで、より注目してもらえます。ここでも、直前の広告や検索キーワードとズレたビジュアルやデザインはしないようにしましょう。
【リード】━━━━━━━━
概要を数行の文章で書きます。パッとみて、このページがどんなページなのかを言葉で伝えるテクニックです。キャッチコピー、メインビジュアル、そしてリードで表現をかえて何度もアピールすることで、直帰させない迫力を産みます。
リードではないですが、キャッチコピーとリードの間に、箇条書きすることがあります。おもにメリットや特徴などを列挙することで、視認性に優れ、メリットがすぐに理解でき、イメージしやすくなる利点があります。これをブレットポイントといいます。視認性が重要ですので、読みにくくならないよう、ブレットポイントは3個~4個程度に抑えましょう。
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まとめ
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ランディングページにおいてファーストビューはとても重要です。ランディングページの直前からどのような経緯で来たのかを推し量り、自然な流れを気をつけつつ、惹きつけるようなビジュアルやキャッチコピーなどの文章をデザインしましょう。それらを1つ1つ丁寧に実践することで、直帰率を下げ、その先の内容を読んでもらえる確率を上げられると思います。
ここがポイント!
・ランディングページにおいて第1印象ともいえるファーストビューはとても重要。
・ファーストビューの役割は、違和感をなくしその先を読ませたいと思わせることです。
・ブレットポイントでメリットや特徴をシンプルに伝える。
※参考資料:ferret